たまりば

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Posted by たまりば運営事務局 at

2008年06月08日

瓢箪ボディー…30


 楽器作りを初めてご覧になるかたは
   なかなか形にならない なんとも暇潰しなものだ
と感じておられることでしょう。
 加えて弦楽器や工作に興味のないかたには全くもってつまらないブログだろうなあ。。。  などと思いつつ

 今日も今日とて裏方作業、

   ブレイシングの取付です。

 ブレイシングは表面板を補強する目的もあるが、 表面板の振動する範囲を区画するという役目がある。
 ギターでは高音側と低音側 (弦の右側と左側) でブレーシングの配置が異なるし ウクレレでも色々なブレーシングを試しているかたは たくさんいらっしゃる。
 なかなかに難しいのではあるが ひょらきーにょ については資料もなく考える基準がない。

 今回は ダイナミック・ギターに使われていたタイプのブレイシングを試してみる。
 この小さな楽器で効果があるのか  お前それはやりすぎだよ  で終わるのか。
  

  • Posted by zoo at 19:51Comments(2)ひょうたん

    2008年06月07日

    瓢箪ボディー…29

    正面から見たネックの形状を調える。

    切り出したフレットを溝に入れ タイトボンドで固定する。
    この辺、T字型のフレットと大きく違う、 叩き込んでなんとかなるもんじゃない。

    昨日もまたまたネックの裏を丸く削らなかったのは、ここでクランプをかけるため。
    木と金属、 そう簡単にはくっつかないが隙間なく密実になれば問題なし とする。
    写真がわかりにくいけど
    埋め込み深さとフレットの整形で一定の精度を保っていれば一度に2本しめることができる。
    接着剤一日放置形のzooにとっては効率が全然違う。

    ここらでペグ(糸巻き) の穴をあけておく。
    小さい楽器とはいえボディーとネックがくっつく前のほうが取り回しが楽だ。

    さて、 握りやすいように裏を削りましょう。
      

  • Posted by zoo at 20:14Comments(2)ひょうたん

    2008年06月06日

    瓢箪ボディー…28

     出たっ クランプ怪獣ネッキー!

       ・
       ・
       ・    m(_ _)m

     ネックにフィンガーボードを取付ます。
    昨日ネックの裏を丸く削らなかったのは、ここでクランプをかけるため。
    先に丸く削り、握りやすいぞ なんて にんまりしていると
    クランプ掛けに四苦八苦する。  ・・・よく知ってるだろ?

    強力ゴムバンドで締め上げるかたもいらっしゃるが、
    僕は慣れないせいか圧力を感じ取れず不安だ。

     で、裏は まだまだ丸くしてはいけない。 なぜかっていうと・・・

      

  • Posted by zoo at 20:13Comments(5)ひょうたん

    2008年06月05日

    瓢箪ボディー…27


     ヘッドプレートの竹を貼る。
    このヘッドプレートを貼り整形したところでネック側の弦長を云々できる。
    工房 (自称) のロゴを入れようか。
    アワビで作ったこともあるのだが、まぁ 今回は プロトタ・・・


     ネックの整形。
    予定の厚さを罫書いて そこまで垂直にノコ目を入れ、裏側をノミで落す。
    ノコ目は細かく入れたほうが安心だ。
    木目を見てどの方向に刃が向かうか予測しながら作業したいところ。


    なんか ネックみたいになってきた。


     そうそう、裏は まだ丸くしてはいけない。 なぜかっていうと・・・
      

  • Posted by zoo at 20:28Comments(4)ひょうたん

    2008年06月04日

    瓢箪ボディー…26


     フレットの製作
     現在 一般に使われているT字型のフレットは単体の商品として売られている。
     高いものではないのだが 買うのもなんだし・・・ ってな気分。

     T字型が現れる以前の バーフレットを作って (使って?) みたかった というのも製作理由の一つ。
     フレットも 古くは象牙や牛骨など獣骨の類だったようだ。
     金属になった時期や今のようなT字になった時期を調べてはいないが
    ラコートギターにも象牙のフレットが存在するところを見ると混在した時期が長かったのではないだろうか。
     せっかくの ひょろきーにゃ、 象牙で作りたいところだが在庫僅少、 まずは 「作れる」 という確信を得たいので今回は安価な材料で。
     プロトタイプ  ・・・いい言葉だ。 (^^;

     手元にある真鍮のフラットバーは 8mm × 1mm × 1,000mm。 巾の8mmを3等分して 2mm強 × 1mm、 長さは50mm程度のフレットを18枚 切り出した。
      

  • Posted by zoo at 19:42Comments(0)ひょうたん

    2008年06月03日

    瓢箪ボディー…25

    慎重に作っているつもりでも・・・

    溝を切る間隔が 1箇所 微妙にずれている。
    定規をクランプで締めての作業にもかかわらずだ。
      最近、
     細かいものが見えにくい。。。


    ずれた溝に呻き・・・ 埋め木をする。
    木目の方向が違ってしまうけど これはしかたないでしょ?


    今度こそは と切り直す。
    埋め木が少し 残っている。

    これでフレットの溝を 0.3mmほど移動することができた。
      

  • Posted by zoo at 19:32Comments(3)ひょうたん

    2008年06月02日

    瓢箪ボディー…24


    そろそろ乾いたかな と2回目の塗装。
    紙ヤスリで下地を作ろうかと思ったが、 普通の楽器のように均一な仕上りは似合わない気がした。 
    布で軽く擦り もう一度タンポでポンポンポン。
    どうしても塗料の乗らないところがある。 油分でも残っていたのか 密度の違いで吸い込みが違うのか。
    それもまた良し。   ・・・ほんとに いいのか?

    ポンポンポンポン もう一層塗り重ねて
       おぉ 写真映りのいい娘だねぇww

     今日は部屋じゅうが溶剤臭い。
      

  • Posted by zoo at 20:28Comments(3)ひょうたん

    2008年06月01日

    瓢箪ボディー…23


    罫書線にそってフレットを差し込むための溝を作る。
    作る といってもノコ目を入れるだけ。
    だけ といっても 水平・垂直・深さ 全てに神経を使う。
    このノコ目の位置で音程が決まるのだ。
    冶具を使ってゆっくり作業を続ける。





    今回のノコ目の深さは1.2mm。 
    深さを決める方法は ノコ刃の脇にベニアを抱かせただけ。
    これっぽっちのことで 一定の深さにノコ目を入れられる。
      

  • Posted by zoo at 19:01Comments(4)ひょうたん